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バス図鑑(関東編)
路線バスの図鑑

茨城県

茨城県では茨城交通が水戸など県中部で、関東鉄道(グループ会社を含む)が土浦など県南部で、多くの路線を運行しています。 この他に、茨城急行が古河付近、日立電鉄サービスが日立付近を中心に担当しているなど、各地に中小のバス会社が存在します。
茨城県では自家用車の保有が進み、各社の経営は大変厳しく、バスなどの公共交通は急速に衰退しています。
茨城交通 関東鉄道 茨城急行 大利根バス
椎名観光

稲敷市


茨城交通 宝憧院前バス停

茨城急行 下尾崎バス停

袋田の滝行きバスに乗る観光客

栃木県

栃木県はおおまかに分けて、北部を東野交通、南部を関東自動車が運行していましたが、 2018年10月の経営統合で東野交通の名は消えました。日光地域では日光バスが運行しています。 以前はJRバスも多くの路線を持っていましたが、近年は規模を縮小しています。
関東自動車 東野交通 日光バス

民間バスの路線廃止や、交通空白域への対策として、いくつかの自治体が路線を保有しています。 大田原市などの広域を低運賃で結ぶ路線網は、地元の貴重な移動手段となっています。
宇都宮市 大田原市 那須塩原市 那珂川町
東野交通
(-2018.9)


旧東野交通 とある小さなバス待合室

群馬県

渋川や沼田など県北部では関越交通1社が活躍していますが、前橋や高崎など人口の多い県南部では、 群馬バス、群馬中央バス、上信電鉄など多くの中小バス会社が混在しています。 群馬県は自家用車保有率が日本一高いこともあり、いずれも苦戦を強いられています。
関越交通 群馬バス 群馬中央バス 日本中央バス
永井運輸 上信電鉄 アークバス

人口の少ない地域や鉄道の発達している場所では、バス路線を運営している自治体も多い状況です。
館林市 南牧村
群北第一交通
(-2011.3)


利根川の河川敷にある赤岩渡船バス停

南牧村 濁流の小沢橋バス停

磯辺駅前 温泉街を行く

埼玉県

埼玉県全域を代表するようなバス会社はありませんが、西武バスや東武バスが各鉄道沿線で多くの路線を運営しており、 他に国際興業や朝日自動車なども比較的広域な路線網を持っています。
一方で東京に近い地域では丸建バス、タローズなど小規模な新興バス会社も多く見られ、他県に比べ交通の空白域は 少ない傾向にあります。
西武バス 東武バス 国際興業 朝日自動車
茨城急行 丸建バス タローズ 川越観光
メートー 国際十王
飯島興業
(-2009.3)


小鹿野町 西武観光バスの終点坂本バス停

利根川堤防より葛和田行きバス

柿の実熟れる吉川市川藤バス停

千葉県

千葉県では東部の千葉交通、中部の小湊鉄道バス、南部の日東交通(グループ会社含む)など、ある程度の担当区域が 形成されていますが、東京に近い地域では京成バス(グループ会社含む)を除いて、多くの中小バス会社が 存在します。また千葉中心部でも、千葉中央交通、千葉内陸バスなど複数の会社が乗り入れ、その勢力図は流動的です。

京成バス 新京成バス 千葉交通 日東交通
フラワーバス 千葉内陸バス 千葉海浜交通 千葉中央交通
ちばシティバス あすか交通 平和交通 坂東自動車


城下町大多喜を走る小湊鉄道バス

上総湊駅前の旧天羽日東バス

東京都

東京都では都心部と青梅地域に都営バスが存在するほか、数多くの大手私鉄が各沿線で路線バス事業を行っています。 さらに関東バスなどのバス会社が競合し、他にない充実した路線網を誇っています。
都営バス 京成バス 東武バス 国際興業
関東バス 京王バス 東急バス 小田急バス
東京都西部では前述の都営バスに加え、西東京バスや立川バス、さらに隣県から一部乗り入れる神奈川中央交通や西武バスが 路線を持ち、交通空白域はあまり見られません。
西武バス 立川バス 西東京バス 神奈川中央交通

伊豆諸島、小笠原諸島など島嶼部でも、利島、御蔵島、青ヶ島などの人口の少ない自治体を除いて、 多くが路線バスを運行しています。
大島バス 八丈町 三宅村 新島村
小笠原村


満月と新宿ネオン街

八丈富士と空港バス停

神津島多幸港

神奈川県

神奈川県では最大手の神奈川中央交通に加えて、京急、相鉄、小田急など大手私鉄が沿線で路線バスを運行しています。 さらに横浜市と川崎市は市営バスを運行しており、東京都と同様中心部での交通網に恵まれています。
一方県西部のバス会社は経営が苦しい会社が多く、富士急グループは近年路線撤退を加速し、県の東西で格差が生じています。
神奈川中央交通 京急バス 東急バス 小田急バス
相鉄バス 江ノ電バス 臨港バス
伊豆箱根バス 箱根登山バス
(公)横浜市 (公)川崎市


愛川町 半原バス停

奥相模湖バス停