表題 ご案内・メール・リンク
資料集「旅に出たくなる路線図(2016版)」について、2月6日までに完売となりました。お求めの皆さま、ありがとうございました。(2018.2.7)
ご購入者等向けページでは訂正なども追記しています。(2018.2.17)

      
公共交通リンク集 --

操作方法は右上のご案内・メール・リンクをご参照ください。

旅に出たくなる鉄道
▽旅に出たくなる運賃表
政府の消費税の方針が二転三転しているため休止中です。
一部区間で試験代替運行。 東京・大阪圏のみJRと大手私鉄の運賃と最短距離を表示できます。
東京/ 大阪(試験版)

JR本州3社普通乗車券・定期券運賃表
※増税後の本州運賃・定期券運賃も掲載

旅に出たくなるバス
おすすめバス路線
46:土佐久礼駅〜大野見〜窪川駅(四万十交通など)
冬の沈下橋
島に行きたくなるバス路線

旅に出たくなる船
おすすめ航路
18:牛川〜大村(牛川渡船)
川底をさぐって
お知らせ - 資料集「旅に出たくなる路線図」の発行について
冊子をお求め頂いた皆様、ありがとうございました。
2016版の再頒布については、2月6日完売となりました。 すでにお求め頂いた冊子に関するご連絡は引き続きこちらで受け付けています。

旅に出たくなる情報

公共交通の変化-2018年3月
(1.18作成 2.20更新)
ご愛読ありがとうございます。
以下読者から頂いた情報も加えて当ページの把握している範囲で、 2018年3月末までの半年の間における公共交通の変化を中心に、 地域別にお知らせします。今後も随時加筆予定です。(JRダイヤ改正概要は全国の欄にまとめています。)
0 全国
▽全国JRダイヤ改正
3月17日にJRのダイヤ改正が実施されます。その概要を以下の表にまとめます。
JR北海道-PDF
・札幌〜函館の特急を「スーパー北斗」に一本化
・根室本線の羽帯駅を廃止

JR東日本千葉支社)-全てPDF
・「スーパーあずさ」E351系引退
・房総方面全特急列車に普通車指定席設定
・「快速エアポート成田」の愛称名廃止

JR東海-PDF
・特急「あさぎり」を「ふじさん」に名称変更
・武豊線土休日運行の「快速」の変更
・しなの、ひだ、しらさぎ「L特急」の愛称廃止
JR西日本近畿統括本部和歌山支社岡山支社)-全てPDF
・東海道本線にJR総持寺駅、おおさか東線に衣摺加美北駅開業
・特急「くろしお」新大阪〜和歌山で増発、他区間では減便
・新大阪からの阪和線直通快速を廃止
・朝の快速「サンライナー」4→6両に、停車駅も増
(参考:三江線廃止は3月31日)

JR四国-PDF
・「南風リレー号」を全便快速列車に変更
・特急 「南風」と「南風リレー号」の乗換駅を統一

JR九州-PDF
・利用の少ない在来線で大幅減便(西日本新聞
・特急「みどり」早岐〜佐世保が普通運賃のみで利用可能に
・特急「有明」を朝の大牟田発博多行きのみ1本に減便
・鹿児島本線福岡地区の「準快速」を「区間快速」に変更

▽国内航空路の動き
ピーチアビエーションは関西〜新潟を3月1日より運航開始します。また8月1日からの関西〜釧路就航を発表しました。 AIR DOは新千歳〜岡山を3月24日の運航を持って廃止します。

1 北海道
▽鉄道の動き
2017年12月、ついに北海道知事がJRの財政支援を表明しました。国鉄分割民営化の影の部分が必然的に色濃くあらわれて、 災害や老朽化に伴う事故や運休が相次いでいます。現在運休となっている根室本線や日高本線の一部区間に加え、石勝線や札沼線などの乗客数極少線区でも 近年中の廃止が現実味を帯びています。

▽バスの動き
北海道中央バスは3月末で岩内町内の岩内円山線(1日4便)を廃止しますが、2016年から運行している町のコミュニティバスが代替する形になります。 また札幌市内では3月末で同社の26系統(札幌〜丘珠空港〜航空管制センター)が廃止され、地下鉄東豊線と並行する環状通東駅と栄町の区間からバスが消えることになります。
空知中央バスは深川市の市内線(曙団地〜市立病院)を3月末で休止し、深川市の委託による循環線を試験運行し深川駅と市民病院を結びます。
北海道北見バスの瑞穂線(ラルズマート留辺蘂店〜留辺蘂〜花園駅逓 1日3往復)は4月から地域住民混乗の「瑞穂線スクールバス」の実証運行が実施されるために1年休止され、本格運行されれば廃止される予定です。
前号で予告したように3月末でくしろバスの上庶路線(白糠高校〜上庶路 一部の便は朝日ストア経由)が廃止される見込みです。 滝川市では3月末でふれ愛の里線(滝川ターミナル〜ふれ愛の里)が廃止され、滝川ターミナルも営業を終了します。 代替として白糠町が代替となるコミュニティバスの運行を検討しています。 また第1次特定地方交通線として最初に廃止された国鉄白糠線の代替バスを 1983年より白糠町が白糠〜中茶路〜二股で運行して きましたが、4月からは予約制バスに代わり定期運行の歴史にも幕が閉じられることになります。 さらに2010年9月に廃止された くしろバス和天別線の代替としてスクールバスの一般混乗が実施されてきましたが、今後は予約制バスや乗合タクシーの 導入が検討されているそうです。
道南バスは4月1日にダイヤ改正を実施、永福三条線の運行区間の延伸や高丘高速バス停の廃止などの変化があります。
函館バスでは2017年11月1日にダイヤ改正があり日吉営業所〜滝沢町旋回所(24系統)、美原ライナーが廃止された一方で、 日吉営業所〜湯倉神社〜函館空港(29系統)が運行を開始しました。また今度函館バスセンター〜鉄山が廃止されるようですが、 実施時期と詳細については把握できていません。
各市町村の動きです。 湧別町は3月末で町営バスの東芭露線を廃止、また旭・川西線、富美線の土曜日運行便も廃止する予定です。 恵庭市では4月よりエコバスの再編が実施され、路線が廃止される北柏木町はエコタク対象地域となります。

▽船の動き
川崎近海汽船八戸〜苫小牧航路では4月1日よりシルバークイーンの後継船としてシルバーティアラが就航します。また 同社は6月22日より岩手県初のフェリーとなる宮古〜室蘭航路を開設します。 また将来の話ですが太平洋フェリー仙台〜苫小牧航路では29年経過した現在の船に代わり 新造船きたかみを2019年1月に就航させる予定です。


復旧が絶望視されている日高本線(富川駅)

旧上湧別町の町営バス

岩内バスターミナル

2 東北
▽震災復旧その後
○BRT駅の新設や移設
4月1日より大船渡線BRTで駅の新設や移設があります。「陸前高田」駅を市街地に移設し、現在ある「まちなか陸前高田」駅を廃止します。 以前のBRT陸前高田駅に近い場所には 「栃ヶ沢公園」駅が新設されるそうです。 さらに気仙沼線BRTでも柳津、横山、戸倉など複数の地域での専用自動車道工事施行認可届け出が東北運輸局になされています。

○JR山田線その後
山田線の宮古〜釜石を三陸鉄道に移管する流れはすでにお伝えしていますが、名称については南リアスと北リアスの2路線を統合し、 2019年3月より「リアス線」として一本化されることがほぼ確定しました。 磯鶏〜津軽石に八木沢・宮古短大、津軽石〜豊間根に払川の計2駅も新設されます。

○原発の被災地域その後
新常磐交通が4月より7年ぶりに富岡町と川内村と結ぶ路線バスを復活させる見込みです。

気仙沼駅のBRT

廃止された弘南バス大秋線(弘前駅)
▽バスの動き
○青森県
弘南バスは大秋(たいあき)線を2017年11月末に廃止したため、西目屋村が同12月1日から乗合タクシーの運行を開始しています。 八戸市内循環コミュニティーバス「るるっぷ八戸」の運行を見直し、3月末で循環運転を取りやめ、是川団地・新井田線とするため、 この結果岩ノ沢(是川5丁目)〜松館口(新井田赤御堂前)は廃止になります。

○岩手県
岩手県交通は3月末に藤崎線(一ノ関駅〜藤沢町・藤沢小前)、岩黒線(北上駅〜江刺バスセンター)の全線、 九千沢線(竹山町〜花泉町・九千沢)の花泉町・涌津下町〜九千沢の区間を廃止します。 また来期の動きですが、9月末に同社は花巻市の大迫地区の路線を大規模に廃止します。

○宮城県
仙台市営バスは3月末で旭ヶ丘駅と泉松陵高校を結ぶ路線を廃止、旭ヶ丘駅と明成高校を結ぶ系統を廃止します。 4月からは全体の2.4%にあたる85便を減便することになりました。また同社は10月より一部の料金を値上げする予定です。
岩沼市は3月12日に市民バスを大きく再編します。 将来の話ですが栗原市は合併前の旧町村内を循環する地域内路線を廃止し、2019年4月より予約制乗合型デマンドタクシーへ移行し、広域路線の運賃は100円均一にする予定だそうです。

○秋田県
来期の動きですが、秋田中央交通は9月末にわだ線(秋田駅〜河辺和田 平日2往復)を廃止する予定です。また 駅東団地線、仁井田御所野線(四ツ小屋駅系統)、桜ガ丘線(築地系統)の一部区間が廃止されます。 さらに太平線など4路線はバイパスに経路を変更します。

○山形県
舟形町営バス(舟形駅前〜松橋・上長沢)が3月末で廃止され、4月からは予約制デマンドタクシーになる見込みです。町営バスは1985年の山形交通の路線廃止によって運行開始されたもので、 33年の歴史に幕を閉じることになりました。

○福島県
福島市は交通空白域の森合、大笹生地区で実証運行を開始しました。前者は大原綜合病院前〜ヨークベニマル福島西店前を福島交通の路線バスで、 後者は桜水駅〜大福寺と第一病院〜安養寺果実集荷所を予約制バスで、ともに3月末まで運行します。

3 関東
▽鉄道の動き
JR以外の各社でもダイヤ改正が実施されますが、その中でも規模の大きなものに注目します。
小田急電鉄でも3月17日にの大規模なダイヤ改正があります。代々木上原〜登戸の複々線化を活用し大増発と時間短縮を図り、御殿場線乗り入れ特急は「あさぎり」から「ふじさん」に変更、 また新型ロマンスカー・GSE(70000形)も登場します。
このほか相模鉄道では2月11日より20000系を運行開始します。東急電鉄では春より田園都市線に2020系、大井町線に6020系を新たに導入します。 京王電鉄では2月22日のダイヤ改正で新宿〜京王八王子・橋本で夜間に運行する座席指定制列車の京王ライナーで昨年9月に導入された5000系を使用します。 西武鉄道では3月10日のダイヤ改正で40000系を使用した有料座席指定列車拝島ライナーを帰宅時間に5本導入するほか、西武球場前発着列車における系統分割や種別変更などが実施します また2018年度末には池袋〜西武秩父で新型特急を導入見込みです。 京王電鉄と地下鉄都営新宿線を相互乗り入れしている東京都交通局10-100形は2月下旬で引退します。
JRでは4月1日より両毛線にあしかがフラワーパーク駅が開業します。同日より日光線では観光列車「いろは」を運行します。一方50年の歴史がある高崎地区115系電車は3月で定期運行を終了します。 千葉方面においては1月よりサイクリング専用列を運行開始しました。

▽バスの動き
○茨城県
経営難にあえぐ日立電鉄交通サービスは日立製作所系列を外れ、2017年12月1日からみちのりホールディングス傘下に入ることになりました。 茨城県では1月12日より3月31日まで鹿行広域バス(白帆・あやめライン)(延方駅〜水郷潮来BT〜潮来駅〜牛堀中央〜麻生庁舎)の実証運行を実施しています。

○栃木県
1月9日に関東自動車、東野交通の再編がありました。平松本町線を関東自動車から東野交通に移管、東野交通の岡本駅〜河内地区市民センター・岡本台病院および 宇都宮東武〜清陵高校・清原球場を運行休止しました。 高速バスでは京浜急行、東武バスが2月10日より横浜駅・羽田空港〜日光・鬼怒川温泉を新設します。

○群馬県
伊勢崎市のコミュニティバス「あおぞら」は無料でしたが、4月より一律200円での運行になります。 前号でお知らせしたように太田市が矢島タクシーに委託運行しているシティーライナーおおたそよかぜの市内循環線は3月30日廃止の見込みです。

○埼玉県
朝日自動車はせんげん台駅〜大道循環線を取りやめ2017年11月1日からせんげん台駅〜大道〜大袋分署前〜大袋駅を新設、 また2017年12月1日から既存の熊谷駅(バイパス経由)妻沼線を路線延長する形で妻沼西部工業団地に乗り入れました。 ジャパンタローズは6月末で越谷駅西口〜浦和美園駅〜埼玉スタジアム、およびせんげん台線を利用者低迷により休止する旨の届け出をしています。 またこれに先行してせんげん台駅東口〜上間久里を1月4日より休止しています。
入間市では2月より市内循環バス「てぃーロード」を再編し交通空白域に小型車による「てぃーワゴン」を3地域で導入しますが、高齢者の無料パスは廃止されるようです。 このほか川越市では4月より再編を行い、所沢市でも今年後半に大規模な再編が予定されています。

○千葉県
佐倉市は1月より南部エリア、志津北側エリア、畔田・下志津エリアの3つの地域でコミュニティバスの運行を開始する一方、 和田・弥富地区で運行している南部地域デマンド交通は利用者減少のため3月末で運行を終了します。 長南町内では小湊鉄道バスが旧HMC東京から引き継いだ路線の利用状況が思わしくなく、3月末をもって茂原長南線(茂33)を廃止する方向で届け出がなされています。 また同社は五井駅〜帝京大学医療センター(五06)、五井駅〜あずの里いちはら(五07)を3月末で休止する予定で、昨年12月の姉ヶ崎駅発着便数極少路線の廃止に続き縮小傾向が顕著です。
高速バスについて、小湊鉄道バスは2017年12月15日より東京ガウライナー(東京駅〜袖ヶ浦駅)を、 京成バス、千葉内陸バスは同12月16日より成田空港と稲毛駅を結ぶ路線を新設しました。

○東京都
東急バスは(園02)世田谷区民会館〜田園調布駅を3月末をもって廃止します。新たに(渋22)渋谷駅〜用賀駅を新設し一部区間を補完します。 京王電鉄バスは2月22日に、八幡山駅〜希望ヶ丘東公園〜希望ヶ丘団地(八02)の新設など八幡山駅発着路線を中心としたダイヤ改正を実施します。

○神奈川県
神奈川中央交通では12月16日にグループ内での営業所の移管などがありました。 横浜市営バスでは市営バス回数券などを3月末で廃止します。
▽船の動き
2020年の予定ですが、東海汽船さるびあ丸の老朽化に伴い代替船の導入が発表されました。
なお東京湾における海上交通管制が一元化され1月31日より運用開始されます。東京湾内混雑時の速度管制により旅客船などに大幅な遅延が生じることがありましたが改善が期待されます。

▽白根火山ロープウェイ廃止へ
草津観光公社は1月30日に草津白根山の噴火による噴石被害を受けたため、白根火山ロープウェイを廃止すると表明しました。

4 中部
▽鉄道の動き
黒部峡谷鉄道は4月から運賃を大幅に値上げし、宇奈月〜欅平の運賃は1710円から1980円になります。 あいの風とやま鉄道では3月17日に西高岡と高岡駅の間に高岡やぶなみ駅が新設されます。 上田電鉄別所線の7200系は5月に引退します。 養老鉄道は2018年より同社が運行、線路等の施設を沿線7市町が出資する新法人「養老線管理機構」が保有する公有民営運行方式に移行しました。 来年以降の話ですが、しなの鉄道では2019年秋から8年程度かけて、観光列車「ろくもん」以外の115系を、E129系をベースとした車輌を候補として置き換えます。
JR関連では2017年12月23日より中央本線の特急スーパーあずさとしてE353系が運行を開始しています。

▽バスの動き
○新潟県
南越後観光バスは3月末で魚沼市内の大白川線を廃止する意向で、穴沢と大白川本村の区間から民間路線バスが消えることになりそうですが、地元に不可欠の路線で反対の声が大きいようです。 来期の話題ですが、越後交通が今年秋をめどに高速バス十日町〜新潟線廃止する意向であることが報じられました。

○富山県
加越能バスは氷見市内の三尾、論田循環の2つの路線を3月末で廃止する予定です。 また高岡市は財政難から中心市街地で運行しているコミュニティバス「こみち」を3月末で廃止する方針を決定しました。

○石川県
北陸鉄道グループが3月末に5つの路線を廃止します。 北鉄能登バスは水上線(七尾駅前〜水上 1日2往復)と七富線(七尾駅前〜西谷内 1日1便)を廃止、 北鉄奥能登バスは西保線(市立輪島病院・和島駅前〜上山・雑座 1日3往復)、飯田線(飯田港〜上山 1日2往復)、柳田線(柳田〜兜地 1日3往復)を廃止します。 水上線は南大呑地域づくり協議会が、その他は自治体が代替運行する予定です。

○長野県
塩尻市は中信松本病院閉鎖などの理由で4月に市のバスを再編すると見られています。片丘線は百寿荘止まりとなり、楢川線は川入方面(権兵衛橋〜萱ヶ平)の乗り入れを廃止、 塩尻東線や市街地循環線では経路変更を実施します。
○岐阜県
東鉄バスは多治見市内の笠原線の一部区間(羽根〜曽木中切)を3月末をもって廃止する方向で検討しています。 瑞穂市も4月にみずほバスの再編を行います。 また白川町と東白川村では10月よりデマンド交通の運行など新しい交通システムの導入を検討しているようです。

○静岡県
すでにお知らせしている通りしずてつが運行している両河内線3系統(大平系統、板井沢系統、宍原系統)のうち 大平系統、板井沢系統の2系統が4月より地元NPO法人「清流の里両河内」による運行になります。朝夕は定時運行ですが、昼間はデマンド運行になります。
2017年12月23日の富士山世界遺産センター開館にあわせ、富士急静岡バスは新富士駅と同センターや休暇村富士を結ぶ主に休日運転の路線を新設しました。 一方で富士急行が御殿場市、裾野市、小山町などに対して御殿場線や中日向線などの大規模な路線廃止を申し出ていて、最新の情報を確認中です。 東海バスは4月から西海岸線の伊豆市中心部の経路を見直す予定です。
川根本町ではバイパスの開通に合わせ4月より町営バスを本川根地域へ延伸する予定で、千頭駅と本川根診療所を結ぶ北部循環線は廃止される見込みです。

○愛知県
名鉄バスは豊田市中心部を運行する東山住宅線と九久平線の2路線を3月末で廃止する意向です。 また豊田市のとよたおいでんバス さなげ・足助線、 6つの地域バスの再編を実施します。設楽町営バスも路線改編を行う見通しです。 なお半田市は10月に路線バス、犬山市は今年後半にコミュニティバスの再編を予定しています。
▽佐渡汽船寺泊〜赤泊航路その後
運航会社である佐渡汽船は本州と佐渡を結ぶ3航路のうち寺泊〜赤泊航路からの撤退を検討していますが、 少なくとも2018年は週末を中心に運行を継続させると発表しています。

5 近畿

大阪市営ニュートラム

神姫グリーンバス後川上バス停
▽大阪市交通局の民営化
4月より大阪市交通局が民営化されます。これにより大阪市営地下鉄とニュートラムは新会社 「大阪市高速電気軌道」による運営に移行しますが、 市の鉄道事業は現在でも黒字状態のため 利用客にとって大きな影響はなさそうです。
同様に赤字続きの市営バスも民営化されます。 「大阪シティバス」への社名の変更以外に当面大規模な廃止路線計画は発表されていませんが、 今後不採算路線からの撤退も予想されます。

▽鉄道の動き
滋賀県の近江鉄道は2017年12月、鉄道経営を同社単独で維持する事が将来的に困難になる見通しとなるという理由で、沿線自治体への協議を申請しました。 近鉄は3月17日のダイヤ改正で、大阪線と名古屋線の急行停車駅変更、一部の列車の運行区間短縮を行います。 叡山電鉄は3月21日より観光列車「ひえい」を運行します。

▽バスの動き
○京都府
京都京阪バスは3月中にイオン久御山と松井山手駅を結ぶ路線を開設します。鉄道のない久御山町にとって町の南側の鉄道駅とを結ぶ初めての路線で、町の期待が高まっています。 南丹市営バスは4月から運賃体系をこれまでの距離制からゾーン制に変更します。

○大阪府
前述の大阪市営バス廃止以外の情報をお伝えします。京阪バスは2月10日に交野営業所のダイヤ改正を実施、系統の廃止と新設により結果的に減便と路線縮小の色合いが濃い内容となっています。 摂南大学は3月末で摂大寝屋川キャンパス〜大日駅間の通学専用バスの運行を終了し、4月からは路線バスとして運行すると発表しています。

○兵庫県
篠山市で4月に大規模なバス交通網の再編が予定されています。 内容はコミュニティバスの大規模統合、路線バスの縮小、乗合タクシーの運行拡大です。 神姫バスの籠坊〜小柿の廃止などで特に後川(しつかわ)地区では大きな影響が生じそうです。 また神姫バスは加古川駅北口〜県立加古川医療センター〜神野駅を3月末で休止し、代替として新神野5丁目〜神野駅前〜甲南加古川病院〜高岡会館(平日 5往復)の路線を 加古川市がタクシー会社に委託して運行します。さらに4月より加古川駅〜東神吉小学校前〜ウェルネスパークの路線を一部区間で経路変更します。
南あわじ市では4月にコミバスが再編されます。 従来の事前登録予約制交通は利用者が少ないため廃止されます。 高速バスでは京阪バス、阪急バスが2月25日より京都駅八条口〜有馬温泉で新路線の運行を開始する一方で、 全但バスと神姫バスは姫路〜城崎線を2月25日に運休します。

6 中国・四国
▽JR三江線の廃止
JR三江線が3月末で廃止されます。この路線は1930年に江津〜川戸が部分開業し 1975年にようやく全線開通となった比較的新しい路線です。 ほぼ全線が中国地方で最大の江の川に沿っていてトンネルも少ないことから 水辺の車窓を楽しめることで人気があります。これは逆に曲線区間が多く高速運転が難しいという欠点でもあり、 直線距離に比べきわめて長い108.1kmという営業キロのため、沿線住民は道路事情の改善とともに バスや自動車などの利用に移行しました。ただ廃止の直前とあって現在では通勤列車のような混雑ぶりの日もあるそうです。 廃止前の乗車を積極的におすすめできない状況になっていますが、増便も実施されることになりました。 なお木次線も利用客の落ち込みが顕著で廃止が危ぶまれており、今度の方針が注目されています。

▽廃止後の代替バス
JR三江線廃止に伴うバス路線再編の概要がほぼまとまりました。三江線代替バス13路線を含む計17路線の運行が申請される予定です。 この再編に伴い、江津市生活バスの坂本線と川戸線など既存の6路線が廃止される予定です。

三江線浜原駅(2017.9撮影)
▽バスの動き
○鳥取県
日の丸バスは3月末で南部町の法勝寺以南の路線(上長田・大木屋線と東長田線)を廃止する可能性が高いようです。 なお米子〜法勝寺は1912年に鳥取県内で最初に運行されたバス路線であるとの記録もあるほどの重要路線でした。

○岡山県
昨年12月1日より岡山〜津山線(国道53号線経由)が1日に10→4往復へと大幅減便となりました。運行会社も両備バス、中鉄北部バス、中国JRバスの3社運行から 両備バス単独に変更されました。
さて、両備バスグループが大きな動きを起こしています。 同社の採算路線への八晃運輸の新規参入を国が許可したことに対して抗議するため、2018年9月末と2019年3月末の2回にわたる両備バスと岡山電気軌道不採算路線である 31路線の廃止を届け出ました。これに関しては今後の協議で撤回する可能性も高いので、詳細は次号で記載します。

○広島県
大竹市では大竹駅の東側を走るコミュニティバス「栄ぐるりんバス」が2月末に廃止されるとの情報があります。3月からは乗り合いタクシーに転換されるようです。
また来期にまたがる話ですが、福山市は周辺地域を含む7つのバス路線の運行をデマンドタクシーに転換するなどの検討をしています。 北振バスの井原バスセンター〜山野田原、中国バスのフジグラン前〜服部などが対象です。 このうち北振バスの山野田原〜矢川の区間については先行して3月末で廃止されるようです。
さらに廿日市市においては広電バス佐伯線の津田〜吉和間を9月末で廃止し、市の自主運行バスに変更する計画があります。

○山口県
前号でお知らせしたように、いわくにバスは3月末で7つの区間の計17.8qを廃止、2つの区間の計2.5qを休止する予定です。 特に基地正門・楠線、岩国基地内線、牛野谷線、明生台線、山中団地・緑ヶ丘線、岩国自動車学校線の廃止は影響が大きそうです。 岩国市営バスからの移管後も経営環境は改善していないことがうかがえます。
宇部市営バス桃山線の2017年9月末の廃止を受け、1月5日より桃山地域でコミュニティタクシー「ももやま号」の運行を開始しました。
なお山口市は市中心部を均一料金で走るコミュニティバスを廃止し民間に統合すると表明しました。実施予定は2019年以降です。

○香川県
綾川町は1月15日より運行路線を変更し千疋方面のデマンドタクシーの運行を開始しました。 高速バスさぬきエクスプレス福岡号(福岡・北九州〜丸亀・高松)は西鉄バスが担当を休止し、4月からは四国高速バスの単独運行になります。

○愛媛県
宇和島自動車は2017年11月末で武者泊線を廃止しました。このため同12月からは外泊線と船越で接続する形で、愛南町が小型のあいなんバスで代替運行しています。 なお以前の終点武者泊から海岸の集落まで延長運転されています。 同社はさらに由良半島を走る本網代線(宇和島・城辺〜鳥越トンネル〜本網代)の廃止を宇和島市と愛南町に伝えていますが、廃止時期などは不明です。

▽航路の動き
高知県須崎市営巡航船は3月末で12ヶ所の乗り場のうち長崎、塩間、下中山を廃止し、4から3往復に減便します。 愛媛県松山市の中島汽船は3月より新船を導入するのに合わせ、2017年12月4日より親会社の石崎汽船とお揃いの英字ロゴを導入しました。 一方、同市のごごしまが運航する興居島航路では9月就航に向けて「しとらす」(英語で柑橘類)が造船されています。

宇和島自動車からあいなんバスに移管した武者泊バス停

新造船を機にロゴが変更となる中島汽船
6 九州・沖縄
▽三州自動車が鹿児島交通に路線譲渡
三州自動車は運行する132の系統を鹿児島交通に譲渡する旨の申請を2017年12月に運輸局に提出しました。

▽島原鉄道、長崎自動車の傘下に
2017年12月に経営不振に陥っている島原鉄道は長崎自動車の傘下に入り再建の道を歩むことになり、1月には長崎自動車の常務が新しい社長に就任しました。 路線や航路は維持されます。

▽鉄道の動き
JR九州は2月以降に821系近郊型電車を、6月以降にYC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車輌を導入します。 近年の地震や豪雨で大分県や熊本県のJR九州在来線で長期運休が続いています。日豊本線の臼杵〜佐伯は2017年12月18日より運転再開、 久大本線の光岡〜日田は7月に運行再開予定だそうですが、残る豊肥本線の肥後大津〜阿蘇、久大本線の添田〜夜明についてはいまだ再開の見込みが明らかになっていません。

▽各地のバスの動き
○福岡県
みやま市は現在運行している福祉バス(10路線)を3月1日より有料のコミュニティバスとし一般客も利用できるようにする計画です。 (実際は福祉バス時代も必要に応じて広い範囲で利用を認めていましたが) 以前廃止された産交バスの代替路線もあり、今後が注目されます。 西鉄バスが代替運行する福岡市早良区の脇山支線について今春に曲渕〜椎原系統を廃止し椎原〜早良営業所を福岡早良大野城線に経路変更、廃止となる大字西地区へはデマンド交通を導入する計画があります。
高速バスさぬきエクスプレス福岡号については香川県の項で触れています。
また来期以降の話として、西鉄バス筑豊は9月末で嘉麻市を走る碓井・大分坑線を廃止する意向です。これにあわせるかのように福岡県は複数の市町村をまたぐコミュニティーバスに 対する助成を決定しました。まず嘉麻市稲築地区〜桂川駅、宮若市福丸〜赤間駅、久山町役場〜新宮中央駅、うきは市市街地〜朝倉市高速バス停、須恵中央駅〜志免町厚生施設の5路線を 想定して、順次3年間の試験運行を開始する予定です。

○佐賀県
昭和バスの伊万里武雄線(竹下町〜若木公民館前〜伊万里駅前 平日4往復、土曜3往復)が3月末で廃止される見込みで、地元では4月からの代替交通を検討しています。

○熊本県
西鉄バス大牟田は25上官線の庄山〜南関間を2017年末に廃止し、熊本県内にある11のバス停が消えました。

○大分県
大分バスが運行する夜行高速バスのトロピカル号(大分〜鹿児島)が3月末で休止します。27年余り運行していた路線で非常に残念な情報です。 来期の話ですが、九重町はコミュニティバスの路線統合、予約制乗合タクシーへの転換などの大幅見直しを実施する予定です。

○鹿児島県
南国交通が阿久根市内の佐潟口〜阿久根駅前〜尾原(2往復)、阿久根新港〜弓木野(1.5往復)を3月で運行終了したいと 九州運輸局に届け出ています。

○沖縄県
2017年10月より名護市源河〜東村役場〜高江でコミュニティバスの試験運行を実施しています。運賃は無料で 3月末までです。 村のホームページによると「平成30年度より既存路線バスの運行を廃止し、村独自の 公共交通体系を整備し、地域公共交通の利便性向上を図る」とあるため、 既存の73系統(名護〜塩屋〜高江)、78系統(名護〜大浦〜東村役場前)は今後廃止や短縮の可能性もあり注目されます。
石垣島の東運輸が運行しているまちなかじゅんかんバスについて、利用者低迷から3月末で運行を終了することになりました。 なお南城市は2019年に大規模な路線再編を実施する予定です。

阿久根駅前に到着した南国交通

東村役場前に到着した78系統バス

石垣市中心部を走るまちなか循環バス

▽航路の話題
○石垣島ドリーム観光定期航路事業休止
石垣島と離島を結ぶ石垣島ドリーム観光が3月末で定期航路(定期船・カーフェリー)を休止することを発表しました。 西表島、鳩間島、竹富島、小浜島、黒島との間で運航しており大きな影響が生じそうです。

○鹿児島〜沖縄航路が屋久島に寄港実験
マルエーフェリーのフェリー波之上の上り便が、3月5日より屋久島に寄港する1年間の実証実験を行います。ただし事前の予約客が一定数 いることが条件となっているようです。

○宮崎カーフェリーなど経営破たん
神戸〜宮崎を運航してきた宮崎カーフェリーなど2社が2017年11月20日に再生支援を申請し、特別清算されることになりました。 航路は地域経済活性化支援機構が出資する新会社のもとで引き続き存続します。

○九州商船クリスマスにストライキ
会社(九州商船)側の強引な人員配置変更に対して、労組が2017年12月25日にストライキを実施しました。 結果的に運航への影響は1日のみで年末年始の大規模な運休は避けられましたが、旅客航路の厳しい労働環境が浮き彫りになりました。

○甑島航路変更は2年遅れに
鹿児島県西方沖に浮かぶ甑島列島において、2018年度の完成を予定していた藺牟田瀬戸架橋の海上作業が難航し、 今秋現在では2年遅れの2020年度を見込んでいるそうです。このため甑島列島各港を結ぶ便の変更も同じ時期になると予想されます。

○JR九州新造大型高速船導入
将来の話ですがJR九州高速船は新造大型高速船「三胴船(トリマラン)」を2020年を目標に博多〜釜山航路に導入すると発表しました。

○フェリーとしま新造船
鹿児島県のトカラ列島を結ぶフェリーとしまが4月から新船「フェリーとしま2」に交代します。定員は200人から297人に、総トン数は1391トンから2000トン級になりますが、 航行速度は19ノットで変化がないようです。

旅に出たくなる運賃表(試験版)
新幹線・東京の私鉄・大阪の私鉄について 建設中であり、一部試験運転をしています。
(私鉄では会社名をボタンで選択して)出発駅をクリックしてください。
※駅名や運賃はおおむね2016年末のものです。現在最新情報に更新中であり、今後範囲も拡大予定です。
(2017.6.4)大阪地下鉄と北大阪急行の2017.4運賃改定を反映